福島県奥会津の山村より  「今日のよかったこと」を毎日描いています。 (新潮文庫『マイブック』にボールペン・色鉛筆)


by ハル

2013/2/24 Sun. 「風と土」

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吹雪。 朝6時-5℃。


風は
遠くから理想を含んでやってくるもの
土は
そこにあって生命を生み出し育むもの

君 風性の人ならば土を求めて吹く風になれ
君が土性の人ならば風を呼びこむ土になれ

土は風の軽さを嗤(わら)い
風は土の重さをさげすむ
愚かなことだ

風は軽く涼やかに
土は重く温かく
和して文化を生むものを

             玉井袈裟男「風のノート」


※ この地に来た頃のことを思い出しつつ再読した詩。
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Commented by hanamomo06 at 2013-02-25 11:10
あ!この名前見たことがある。
57歳仕事半ばで逝ってしまった父の古いノートに書いてあった名前でした。
玉井袈裟雄 風のノートとだけ。
こんな詩だったんですね。私は知りませんでした。
農業県秋田で一生懸命『農』のことを考え仕事していた父、その間に大潟村(この前チューリップを見に行った)の干拓があり、そこに入植した人々が育てた米を青刈りさせなければならなくなったことなどもあり本当に激動の時代を頑張った人でした。
父のノートに書いてあることはものすごい癖字ということもありほとんど読んでもわからないのですがこのお名前だけは印象にありました。
それで私も調べてみたらいい記事を見つけました。
http://doraku.asahi.com/hito/runner2/090519.html
頑張っている医師もたくさんいることを知って嬉しくなりました。
年取って病気になったらこんな先生に診てもらいたいな。
風のノート何と奥深い詩でしょう。
父は何を感じていたんだろう。
Commented by haru_rara at 2013-02-25 22:28
☆momoさん
そうでしたか、お父様のノートに玉井袈裟男さんの名前が。
お父様は秋田で一生懸命『農』のお仕事をされていらしたのですね。
私が玉井さんのこの詩を知ったのは、奥会津に来てからしばらくたった頃でした。壁にぶつかってちょっとへこんでいた若い私に「土のひと、風のひと」という、玉井さんのこの詩を教えてくれた地元のおにいさんは、地域を愛し、地域のために懸命に働いている人でした。
私も玉井さんのことを調べていて、色平医師のことを知りました。いろんな分野でこの「風のノート」に心動かされた人がいるのですね。
momoさんのお父様も、この詩から何かを感じていらしたのですね。
57歳という若さで他界されたお父様。私は父のことも思いながら、コメントを拝読しました。momoさん、ありがとうございました(^^*
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by haru_rara | 2013-02-24 23:41 | 2月 | Comments(2)